まったり

まったりが好きな私、時々書いていければかな

自転車と手信号

「手信号」ってご存知ですか?
自転車などのウインカーがない車両が、
右折や左折をするときに腕でその方向を示す、あれです。
おそらく日本でも、自転車を運転するときは手信号が「努力義務」みたいに定められているのではないかなと思いますが、
実際に手信号をしている人はあまり見ませんね。
どちらかというと、スクーターやバイクの人のほうが手信号をしている印象があります。

しかしイギリスでは違います。
イギリスでは幹線道路だけでなく、住宅街の中を走る道路でもみんな手信号をします。
そして大人のヘルメットの着用率も、日本より格段に高くなっています。
その大きな理由は、日本に比べて幹線道路での「自転車専用レーン」が
多く普及しているからかなと思います。
車道のいちばん端のレーンが色分けしてあり、そこは自転車専用になっています。
時速60km以上で走る車の横を無防備な自転車が走るので、ヘルメットは必ず被ります。
そして例の「手信号」が登場します。
自転車も車も同じ信号に従うので、自転車の人が右折するときは
見ているこちらもドキドキです。
自分は右折するのだと周りに知らせないと、事故の可能性が上がってしまうので
手信号をしっかりしているのだと思います。
・・・日本も少し前から「自転車は車道」と言っていますが、
果たして専用レーンの配備は進んだのでしょうか?